被告人側の立証について

刑事事件の裁判で、被告側が無罪、あるいは罪を犯したこと自体は認めるが、検察が主張している流れとは違うということを訴えるのであれば、それが正しいということを立証しなければなりません。
たとえば、無罪を立証するのであれば、事件に直接関わっていないということの証拠品を提出する必要があります。たとえば、どのようなものがあるのかというと、まず物的証拠です。たとえば、被告がある時間、ある土地で犯罪を犯したと検察が主張した場合、被告人がその時間に土地にいなかったことを証明出来れば、当然、犯罪を犯すことは出来ないので無罪ということになります。もし、被告が、別の土地のコンビニに設置されていた防犯カメラに写っているという場合は、その防犯カメラの映像データを裁判で提出すれば、無罪の立証が可能になります。
また、目撃証言も利用出来ます。たとえば、被告が事件が起きた土地とは違う場所で、転んでけがをしたので介抱してあげたという人がいたら、その人が裁判に証人として出廷し、当日のことを話すことでアリバイを証明することになり、無罪の立証が可能になるというわけです。
当然、検察側の証拠には被告の無罪を証明出来る物が含まれている可能性はまずないので、弁護士などが証拠を探して提出しなければいけません。